十一面観音菩薩 「院政期」巨勢派 十一面観音菩薩頭部に11の顔を持つ菩薩で右手を垂下し、左手に紅蓮華(ぐれんげ)を挿した水瓶を持ち蓮華座に坐る。人々を苦しみから救い安らぎを与えてくれる菩薩として信仰され優美な雰囲気を感じさせ女神のような容姿が美しい。愛染 […]
愛染明王・三尊仏 [院政期] 巨勢派 悠久1000年の昔より、平安貴族の願望を満たし、宮廷女子の厚い信仰を得た 愛染明王は平安初期我が国が国に伝えられ、息災延命の霊験に優れているとして、 信仰があったが、愛欲煩悩の姿それが直ちに煩提であることを悟らせ金剛愛菩 […]
[楊柳観音・般若心経](橋本雅邦) [紺地金銀泥楊柳観音・金字262文字般若心経] 橋本雅邦1835年(天保6年~1908)明治41年没 明治画壇の巨匠と呼ばれる晩年の大作。 楊柳観音とは、(慈悲深くて人々の願望に従うことが楊柳の風になびくさ […]
[狩野探幽・三酢図] 狩野探幽江戸時代初期の狩野派、江戸狩野派の絵師(1602~1674年)探幽行年69歳筆 三吸の図は酢の入った甕(かめ)を三人の聖人が囲んで酢をなめている図である。 儒教は蘇軾(そしょく)・道教は貴庭堅(こうていけん)・仏 […]
古九谷色絵花鳥文香炉 江戸初期。 「古九谷獣耳遊環獅子香炉」九谷はほかの色絵磁器に比べると釉の色が濃く力強い絵付が特徴ですが、 古九谷は特に[緑・黄・紫・紺青・赤]五彩の色が力強く独特の魅力を放っている。「高台内緑に黒字角福」 […]
古備前伊部手狛犬置物 江戸時代 狛犬は「邪気」を払い魔の侵入を防ぐといゆ意味から、左右雌雄一対で一方が口を開け もう一方が口を閉じている。いわゆる「阿」「吽」の姿です。〘阿吽の呼吸]お互がバッチリ呼吸を揃えて 意気があっていることです。「献上手」 &n […]
呉須赤絵花鳥牡丹文大鉢 [明末] 呉須赤絵花鳥牡丹文大鉢 呉須赤絵とは、明時代末期の「福建省南部」に位置する章州窯で焼成された色絵磁器です。 繊細で華やかな色彩が品よく描かれた書き込み、本歌のものは素晴らしい。 径 37cm