鐔 「山城国伏見住金家」室町末期 金家は、鐔工界屈指の名工で僅かな金、銀、象嵌を絶妙に施し、哀愁を帯びた 帰雁の図に、裏は北宗画風の静寂漂う帆舟の文様で、一幅の水墨画を見るがごとし、万感胸にせまって 出色の出来映えである。 & […]